おしゃれな部屋にしたいんだけど、なんだか全然雰囲気がまとまらない…。
実は、こういった悩みは、一人暮らしを始めるときや引っ越した時に必ず一度は通る道なんです。
インテリアにとって「色」は部屋をオシャレにするために1位か2位を争うほど重要な項目の1つです。
「でも実際にどこにどんな色を置いたら良いの?頭で考えるだけじゃ分からないよ!」
という方のために、今回は、インテリアの色別コーディネートの実例や、オススメの配色をまとめました。
を探したい方
今の部屋を客観的に見つめてみよう!
気をつけないと部屋はカラフルになる
カラフルなスタイルの部屋を目指しているならともかく、すっきりまとまりのあるような部屋にしたいのなら、色を揃えるのが一番近道です。
今、自分の部屋の中で、見えている色が何色ぐらいあるのか客観的に見てみることをオススメします。
例えば、ベッドのパイプの色、机の色、壁紙の色やカーテン、時計の色…よく見るとカラフルです。
色数が多いとその分、コーディネートが大変になります。
色使いは足したり引いたり、組み合わせしたりして、いろいろとパターンを作ることが出来ますが、まずは、現状の部屋の色がどれだけ使われているか把握することが大切です。
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自分の部屋のテーマカラー・メインカラーを決めておこう
メインカラーを決めておこう
たくさんの色が部屋にあふれないようにするには、色にこだわりを持つことが大切です。
そのためには、お部屋に一番多く使うメインカラーを決めておくと統一感のある部屋になりやすいです。
例えば、自分の一番好きな色を部屋のメインカラーにしてみるのもオススメです。
雑誌等で見つけたお気に入りのカラーをまねしてみたり、一番好きな家具や小物に合わせた色をテーマカラーにしてみるとまとめやすくなりますよ。
自分の好きなカラーを選ぶ
自分の好きなカラーと言っても、イメージがつきにくいものです。
色別ごとにオシャレな部屋のインテリア実例をまとめたので、気になる色があれば参考にしてみてください。
赤色(暖色)系のインテリア
温かい雰囲気の部屋が好きなら、暖色系の色をメインカラーにすることをおすすめします。
家具が濃い茶色でも、ベージュっぽい色でも合わせやすいので、家具の色がバラバラな場合は暖色系のほうが良さそうです。
寒色(青色)系のインテリア
クールな印象の部屋や清楚な雰囲気の部屋が好きなら、寒色系の色をおすすめします。
寒色系だからといって、可愛らしいスタイルの部屋ができない訳じゃありません。
自分がリラックスできたり、落ち着いて過ごせる色を選ぶことをおすすめします。
アースカラー(緑色・茶色)系のインテリア
ナチュラルな雰囲気の部屋が好きなのであれば、アースカラー系の色が良いでしょう。
緑や茶色は家具の色とも合わせやすく、観葉植物が好きな方にもオススメです。
リラックス感の強い色なので、くつろげる部屋を作りたい方にイチオシです。
モノトーン(白・灰・黒)のインテリア
無機質な、クールな部屋にしたいのなら、モノトーン系の色がおすすめです。
機能的でスタイリッシュな雰囲気になるので、カッコいい部屋を目指したい時に使いやすい色です。
ただ、ファーやラグなど、フワフワな素材を使うことで、温かみのある雰囲気も可能なので、使う素材を選んで部屋づくりをすることをおすすめします。
また、個性的でカッコいい部屋にイチオシなのが黄色です。
黒やグレーと一緒に使うことでスポーティなオシャレ度の高い部屋になりますよ。
クッションやポスターなどから取り入れてみることをおすすめします。
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床色に合うインテリアから考える
好きな色があるといっても、どうしても変えられない色もあります。
例えば、扉の色や床の色など、広い範囲で使われている建具の色で、かなり部屋の雰囲気が変わってしまいます。
そういった場合は、変えられない色を基準にして、その色に合ったサブカラーを選ぶのもオススメです。
例えば、借りた賃貸の部屋の床色によっても合う色が変わります。
床色に合わせてインテリアを考えると、まとまりやすくなりますよ。
どうしても、床色が気に入らないのであれば、DIYで変える方法もあります。
賃貸でも和室でも簡単に床を変えることができますし、簡単にイメージを変えることが出来るので部屋がまとまりやすくなります。
床色を変えるとどんな雰囲気になるのか、知りたい方は、合わせてこちらもどうぞ。
おすすめの色や、人気の床色をまとめました。
床色によってもメリットとデメリットがありますので、床色を変えるなら、失敗しないよう一読をおすすめします。
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色が決まらないなら…風水に合わせる
風水とは、家や部屋のデザインや家具の配置、色の選び方などで、運気や幸福感に良い影響を与えると考えられています。
信じる信じないは個人の自由ですが、快適な生活を送るために、自分の部屋や家を整える際に風水のアイデアを参考にすると便利です。
自分にとって心地よく、気持ちの良い環境を作るために、色や配置などを風水から参考にするのも良いでしょう。
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簡単に部屋の色を統一をするコツは?
範囲の大きい布物類をお揃いにすると雰囲気がまとまる!
部屋の統一感を簡単に出したいなら、色は大きい面積のものから考えていくと楽になります。
好きな色を生かせて目立つものと言ったらやはり、カーテンやベッドカバーなどの布物(ファブリック)を変えると簡単です。
家具や小物の色がある程度バラバラであっても大きい面積の色が統一されていることで、かなりまとまった雰囲気になります。
気に入った布や色があるなら、同じ布を使って手作りするのがいいですが、市販のものを別々に組み合わせる時には、出来るだけ近い色を選んだり、セット買いをすることをおすすめします。
また、柄物のカーテンに使われている中から一色を選んでベッドカバーに使うことでも統一感が生まれます。
同じ色を部屋のあちこちに使うのも良いでしょう。
同系色でまとめる
ベージュ✕オレンジ✕茶色
小物やベッドなどの布物がそれぞれ違う色でも、組み合わせに気をつければまとまりのある雰囲気が作れ、部屋を広く見せることが出来ます。
例えば、ベージュ✕オレンジ✕茶色は色としては違う色になりますが、色合いが似ているので組み合わせた時もバラバラな印象にはなりにくいです。
緑系×茶色×灰色
ベッドカバー、枕、ライト、ポットなどが緑色でまとめられています。
使いたい色を色んな場所で使うことで統一感が生まれます。
よく見ると、ポスターの中や、観葉植物に緑を入れてあることで部屋全体が緑のイメージでまとめられています。
この、ポスターの選び方がポイントで、ベッドカバーに使われている茶色がポスターの中にも入っていることでまとまりが感じられる部屋になっています。
同じトーン(明度)でまとめる
青系✕紫系×薄い灰色
色には、明るいトーンの色合いと暗いトーンの色合いのものがあります。
薄い色合いの紫色と青色などの明るめの色同士でまとめれば、色合いが違ってもまとまり感のある部屋になります。
ポイントは、ソファーの灰色が薄い色合いだということです。
薄い色を使うことによって、明るいイメージの部屋としてまとまっています。
淡いパステル系(ピンク×青×ベージュ)
淡いパステル系色のインテリアです。
ピンクや水色などの全く違う色であっても淡いパステル系の色で薄さを揃えるとそれぞれの印象が弱くなります。
「優しい」という共通したイメージになることから、色がまとまりバランスが良く見えます。
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強い色や濃い色を使うときのコツ
強い色やイメージカラーはワンポイントとして少しだけ!
赤・濃い青・黄色・黒などの強い色は部屋の中に少しあるだけでとても目立ちます。
カラフルな部屋にするためにわざと沢山色を使って個性的な部屋にする方法もありますが、基本的には強い色は少量取り入れるぐらいにしたほうが部屋がごちゃごちゃしにくいです。
ワンポイントとして取り入れる量は、クッションや写真立てなど、取り換えのきく雑貨や小物にしておいたほうが無難です。
インテリアを変えたくなったりした時に小物であればすぐにイメチェンできるので、失敗が怖い場合は、机やベッドなど大きい家具などに強い色を使うのはやめておいたほうが良さそうです。
なかなか変えづらい個性的な色の壁紙は活かして使う!
最近のインテリアの傾向として、部屋の一面だけ壁紙の色を変えたり、素材を変えるといった壁紙が増えています。
壁紙を変えることが出来ない場合は、その壁紙に合った色で部屋づくりをしたほうが良さそうです。
例えば、壁が赤っぽい色であるのなら、小物にも赤色が混ざっているものを使ったりして統一感を出したほうがまとまります。
また、板壁の場合は、木の風合いを活かしたナチュラルインテリアや机や椅子も、木材を使ったナチュラルなもので統一した方が無難です。
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まとめ
部屋の統一感を出すには、色にこだわって家具や小物を揃えたほうが綺麗に見えます。
- 部屋に同じ色をいろんな場所で使う
- 範囲の大きい部分と小物は同じ色合いのものにする
色をまとめることで統一感が生まれます。
雑貨などは可愛いからつい目についたものを何も考えずに買ってしまいがちですが、部屋の色を考えて選ぶことをおすすめします。
じっくりと選んで雑貨を買うことで、無駄遣いも減って一石二鳥ですよ!
部屋がまとまらないと思った時は、ぜひ部屋でメインで使われている色の雑貨を買い足すことから始めてみてくださいね。
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