せっかくルンバを買ったのに、ルンバが思うように掃除してくれない…
実は、こういった悩みは、ルンバユーザーが必ず一度は通る道なんです。
ただ、このままじゃもう一度手直しする必要がでてきて、結局やり直さないといけなくなります。
「もっとルンバが掃除しやすい部屋にして、面倒な手間を極限まで省きたい!」
という方のために、今回は、やってよかった!ルンバが走れる部屋のアイデアをまとめました。
を探したい方
ルンバは全部キレイに掃除できるわけじゃない
ルンバさえ買えば、床掃除から開放される!…と思っていたけど、ルンバには苦手な掃除場所があります。
- 動きやすいマットや敷物
- 狭い部分や障害物があるところ
- ホームベース周り
- コード類がある場所
- 段差があるところ
- 椅子の脚や机の脚
- カーテン周り
基本的にルンバは、広くて平らな場所が一番掃除しやすいです。
ストレス無く掃除を終わらせたいのであれば、できるだけ床に物を置かないような部屋づくりが基本です。
また、ソファやテーブル、ベッドの下など、脚が付いている家具は、ルンバが通り抜けられる高さのものにしておかないと、自分で掃除をすることになってしまいます。
あと、当たり前ですが、棚の上や台は掃除してくれません。
ルンバさえ買えば掃除をすべてやらなくて良いわけではないので、その辺りは心得ておきましょう。
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エリア別!ルンバを快適に使う工夫
できるだけルンバにお掃除をしてもらうために、椅子の脚などの各エリア対策をまとめて紹介します。
狭い部分や障害物があるところ
ルンバは狭い部分が苦手です。
ルンバの幅は、約35cmなので、40cmの幅があれば通ることができます。
隅々まで掃除してほしいのであれば、40cm以上の幅をとるように家具の配置をしましょう。
また、ゴミ箱や鉢植えも障害物になってしまいます。
出来るだけ床に置かないのが理想ですが、工夫次第で障害物を減らすことができます。
対策
- 家具と家具の隙間をなくすか広くする
- ゴミ箱や軽いものは浮かせる
- 鉢植えなど重いものは台の上に乗せる
ラグマットや敷物
ルンバは、段差2センチまでのものは乗り越えることができます。
マットの上まで掃除してほしいのであれば、2センチ以内の厚みのラグマットがおすすめです。
また、素材にもよりますが、薄すぎるラグマットも、ルンバが下に潜り込むなどして敷物が動いてしまいます。
さらに、毛足の長いものも、毛がからまったり、ラグの毛を吸いすぎて故障しやすかったり、ラグ自体もハゲてしまうことがあるので、できるだけフラットなラグマットをおすすめします。
対策
- 毛足の長いラグマットはルンバが入れないようにウォールや段差をつける
- 動いてしまうラグに滑り止めをつける
もし、ラグマットを買うなら、以下の3つをクリアしたものをおすすめします。
- 厚みは2センチ以内
- 滑り止め付きのラグを買う
- 毛足が短め
例えばこんなものがおすすめ
コード類がある場所
コード類が床にある状態だと、コードがルンバに絡まってしまい、ルンバが動けなくなってしまいます。
同様にヒモのような長いものは巻き込んでしまい、下手をすると絡まって回らなくなってしまうことがあるので、コード類はまとめておいたほうが良さそうです。
対策
- あらかじめ掃除前にコードを上げておく
- ケーブルボックス収納でコードをまとめる
- ケーブルモールなどで配線は壁に固定する
例えばこんなものがおすすめ
椅子の脚
ルンバは、物にぶつかっても衝撃を和らげるように動く設計になっているのですが、細いものなどに対しては、ルンバがガツガツ当たってしまう傾向が強いです。
気に入っている家具のイスだと、ルンバがぶつかるたびに何度も気にしてしまうほど…。
掃除のたびに椅子をテーブルの上に乗せてルンバが動きやすいようにするなど、しっかり掃除をさせたいのであれば対策が必要です。
- 掃除の時にテーブルに乗せておく
- 椅子の脚の間が40cm以上の間隔のものにする
- テーブルに引っ掛けられるイスを買う
掃除のたびにイスをテーブルの上に乗せるのはちょっと手間がかかります。
そのなかでも一番楽にできる方法は、テーブルに引っ掛けるタイプのイスを買うことです。
イスを浮かせた時に、床から10cm高くなるように、テーブルとイスの高さを測ってから購入することをオススメします。
例えばこんなものがおすすめ
カーテン・ブラインド周り
カーテンの裾が長いと、ルンバは容赦なくカーテンを巻き込みます。
カーテンを巻き込んだルンバは、動けなくなってしまうため、引きずるほど長いカーテンはタッセルで上げておくなど、注意が必要です。
もちろん、ブラインドでもルンバは問題なく動いてくれます。
- ブラインドの紐に注意
- カーテンの裾は引きずらない長さにする
コタツテーブルの周りの掃除はひと工夫を
冬場はコタツを使う家も多いのではないでしょうか。
ルンバでコタツテーブルの周りを掃除するなら、コタツ布団を上に上げておきましょう。
コンセントもルンバが引っ掛かる原因となるので、忘れずにまとめておきます。
ホットカーペットの周りを掃除するときも、コンセントをまとめておくと良いでしょう。
ホームベース周りは掃除できない
ルンバが戻ってくるホームベース周りは、ルンバが侵入しないようになっているため、掃除をしてくれません。
掃除してほしいのであれば、ホームベースの位置を時々変更してあげることをオススメします。
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ルンバを使うなら脚付き家具にするべき?
快適にルンバを使うためには、床に置く物をできるだけ少なくしたいところです。
しかし、ソファやテーブル、収納など置かなければいけない家具もあります。
そんなときは脚付き家具にしてみましょう。
脚で床と高さを作れば、その間をルンバが動くことができます。
ルンバが通り抜けるには10cmの高さが必要
ルンバの高さは約9.2cmです。
スムーズに通り抜けるには10cmの高さがあれば通り抜けることができます。
脚付きでも、ロータイプのソファだと高さが足りずにルンバが入れない場合があります。
ソファを選ぶときには、余裕を持ってルンバが動けるか脚の高さを確認しておきましょう。
- 家具の脚が10cm以上の高さのものにする
- 家具の脚を付け替えて高くする
現在持っている家具がルンバが通れない高さの場合は、家具の脚を取り替えてルンバが通れる高さに変えてみましょう。
例えばこんなものがおすすめ
物を浮かせる方法は?
床のものを浮かせたいのであれば、簡単な方法がいくつかあります。
ウォールシェルフや壁を駆使すれば、ルンバが動きやすい部屋が作れます。
ゴミ箱を浮かせる
床に置かれがちなゴミ箱ですが、壁につけられるゴミ箱は使い勝手がよくオススメです。
壁への付け方も、
- 磁石でくっつける
- 貼ってはがせる粘着シートを使う
- 取手がついているゴミ箱を使う
いろいろな取り付け方が可能なので、賃貸でも問題なく付けられます。
例えばこんなものがおすすめ
テレビの裏を利用する
テレビの裏を使って細々したものを収納できる棚もオススメです。
前面から見るとスッキリとしていますが、使いたい時にすぐ使える位置にあってとても便利です。
例えばこんなものがおすすめ
掃除道具も浮かせて収納
床に物を置きたくないと思っていても、どうしても置き場所に困ってしまう物もあります。
掃除道具も、ルンバが通れる高さに浮かせておけば、ルンバの邪魔になりません。
- フックを取り付ける
- ワンタッチフックを取り付ける
- 超強力両面テープで貼り付ける
浮かせる収納を作るときに便利なのが「魔法のテープ」です。
超強力両面テープで、2mm程度の厚みとブニブニとしたジェル状の弾力があります。
貼って剥がせるうえに、貼り付けた物に粘着のベタベタが残りません。
1度使ったテープも、水洗いして汚れを落とせば繰り返し使うことができます。
コンセントのタップも、このように浮かせておけばホコリが溜まりません。
きちんと動線を確保することで、ルンバがますます活躍します。
例えばこんなものがおすすめ
壁につける収納を取り入れる
新築やリフォームで家具も一緒に作るなら、フロートタイプのTV台もおすすめです。
これなら脚の高さを気にする必要もありません。
脚にルンバが当たることもないので、ストレスフリーで使うことができます。
対策
- 10cm以上の高さに据え付ける
- ウォールシェルフを利用する
例えばこんなものがおすすめ
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充電ステーションの場所ですべて決まる
ルンバを使うからには、必ず充電ステーションを設置する必要があります。
せっかく床に物を置かない部屋になっても、充電ステーションが野暮ったいのは少しもったいないです。
ルンバの充電ステーションを工夫したアイデア例をまとめました。
充電ステーションの場所決めは重要
ルンバを使うときには、充電ステーションの場所決めも重要です。
掃除が終わった後に戻りやすい場所にしないと、たどり着けなくなってしまいます。
充電ステーションが邪魔にならず、ルンバの動線を確保しやすい場所に設置しましょう。
キッチンのパントリー棚の下に充電ステーションを作る
こちらの充電ステーションは、キッチンのパントリー棚の下です。
ルンバが家の中を1周するのにちょうど良い場所を設定しています。
棚にスッポリと収まるので、使わないときも邪魔になりません。
キッチンの中に充電ステーションを設置
こちらもキッチンの中に充電ステーションを設置しています。
カウンター下のゴミ箱の足元なので、まったく目立ちません。
キッチンの中は人目に付きにくいので、使わないときは隠したい人におすすめの場所です。
ルンバを隠す!扉付きの収納もおすすめ
使わないときはルンバを隠したいなら、扉付きの収納も充電ステーションにピッタリです。
扉を閉めてしまえば全く中が見えません。
扉付き収納の難点は、扉を開けておかないとルンバが戻れないことです。
外出中に使うなら、帰宅するまで扉が開けっ放しになってしまうので注意しましょう。
リビングの棚下を充電ステーションに
こちらはリビングの棚下を充電ステーションにしています。
広くて毎日掃除が必要なリビングでルンバを使う人は多いのではないでしょうか。
リビングに充電ステーションがあれば、動線だけでなく急な充電切れも安心です。
掃除が楽!リビングに目隠しなしで充電ステーションを設置
こちらは、あえてリビングに目隠しなしで充電ステーションを置いています。
そのまま置いているのでゴミの取り出しやメンテナンスが簡単です。
見た目が気にならないなら、隠さないというのも1つの方法ではないでしょうか。
ソファに座ったときに死角になる場所だと目立ちにくいでしょう。
階段下の充電ステーションは使い勝手が良好!
こちらもクリーンベース付きのルンバをそのままオープン階段の下に置いています。
廊下でルンバを使うことが多いなら、階段下の充電ステーションは使い勝手が良いでしょう。
このようなオープン階段の下なら遮る物がないので、動線もバッチリです。
扉付きの階段下収納の中なら、使うときだけ扉を開けて普段は隠しておけます。
階段下はデッドスペースができやすい場所です。
コンパクトな充電ステーションを置くのにピッタリではないでしょうか。
まとめ
今回は、ルンバに出来るだけ床をきれいに掃除してもらうための部屋のアイデアをまとめました。
まずは、掃除のたびに毎回動かさなくていいように、小さな部分から改善をオススメします。
- コンセント周り
- ゴミ箱
など、出来るだけ、ルンバがスムーズに掃除ができるよう浮かせる収納を心がけてみてください。
その上で、家具などを、床から10cmの隙間を作って、ルンバが入っていけるようにしてみてください。
動かせない置き家具でも、床と設置する面を減らすことでルンバが動きやすくなります。
一度に全部ではなく、できるところから床に物を置かない習慣をオススメします。
少しの工夫で掃除の手間がかなり変わってきますので、ぜひ参考にしてみてくださいね!
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