今回はフローリングの種類と人気色柄について、写真を交えて5パターン紹介します。
床選びで、自宅のイメージは大きく変わると言っても過言ではありません。
人気のある床の各特徴を知って、理想通りのインテリアを実現してくださいね♪
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フローリングの人気色とメリット・デメリット
床の色と一概に言っても様々な色がありますよね。
最近では塩系インテリアやカフェ風のインテリアを目指したり、グレーなどのフローリングで海外風のインテリアを目指すなど、おしゃれな色がたくさんあります。
それぞれの床色のメリット・デメリットをまとめてみました。
ホワイト(床色)のメリットとデメリット
メリット
- 清潔感がある
- 部屋が明るい
- 広く見える
- どんなインテリアスタイルとも合わせやすい
デメリット
- シミやゴミが目立ちやすい
- 床についた傷がよく目立つ
ポイントとしては、床にゴミがあるときになってしまう人や、床の汚れが気になってしまいやすい場合はやめたほうがいいかもしれません。
特に子供が小さい場合は、汚れが気になりやすくなると思います。
どうしても白が良い場合は、フローリングのコーティングをしたり、お掃除ロボットなどを活用してフローリングをきれいに保つようにするのがおすすめです。
ナチュラルブラウン(床色)のメリットとデメリット
メリット
- ほどよい温かみがある雰囲気になる
- カラフルなインテリアも合わせやすい
デメリット
- 無機質やクールなイメージの部屋になりにくい
- 重厚感のある部屋になりにくい
ナチュラルブラウンは、程よい温かみを感じる雰囲気の部屋にしたい方におすすめです。
白ほど汚れは目立ちませんが、部屋が明るくなるので日が当たりにくい部屋にもおすすめです。
ミディアムブラウン(床色)のメリットとデメリット
メリット
- 温かみのあるへやになる
- ホコリや髪の毛が目立ちにくい
デメリット
- 床の模様で雰囲気が変わりやすい
- カラフルな部屋はまとめるのが難しい
- アパートなどでよく使われる色なので安っぽく見えやすい
中間色にあたるミディアムブラウンは、濃さと明るさのバランスがとれている色です。
どんな家具とも合わせやすいですが、ダークブラウン系の家具はレトロ風になりやすく、白と黒の中間色であるグレーを使うと洗練されたおしゃれな部屋になりやすいです。
ダークブラウン(床色)のメリットとデメリット
メリット
- リラックスできる空間になりやすい
- 落ち着いた雰囲気になる
- 重厚感があり高級感が出やすい
デメリット
- ホコリが目立ちやすい
- 壁の色によっては暗くなる
落ち着いた部屋の印象になるダークブラウンは、男前インテリアや和モダンテイストのインテリアにもよく合います。
白い家具を置いてメリハリのついたインテリアにしたり、床と同じような色味の家具を置いて高級感や重厚感を出すとまとまりやすいです。
アジアンインテリアにもおすすめの床色です。
ブラック(床色)のメリットとデメリット
メリット
- メリハリのある印象になる
- 髪の毛が落ちても目立たない
- かっこよさやクールなイメージが作りやすい
デメリット
- ホコリが目立ちやすい
- 濡れた後が残った場合白くなりやすい
- 裸足で歩くと足跡が目立つ
傷がついても見えにくく、生活感のない雰囲気のへやにしたいならおすすめな色です。
黒以外のゴミ(糸くずやほこり)が見えやすくなるので、気になる方はこまめに掃除をする必要があります。
部屋全体が暗く感じるので照明は明るめにしたほうがよさそうです。
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フローリング(床)の色柄と組み合わせは?
ライムストーン床色×グレー×黒
美術館や教会で使われていそうな、エキゾチックでリゾート感漂う雰囲気が特徴です。
写真のように壁紙や家具もコンクリート柄やグレーで統一すると、重厚感あるインテリアが完成します。
床色グレー×水色×白
薄い木目の床に壁のブルーグレーの色を合わせていてとてもおしゃれになっています。
家具も薄い色や白などの家具を合わせることで雰囲気が統一されたものになっていますね。
床色ナチュラルブラウン×白×グレー×黒
白黒グレーでまとめた部屋です。
いいバランスで白・黒・グレーが配色されています。
薄いグレーの床がおしゃれな雰囲気です。
モノトーンで暗くなりがちなイメージを薄グレーの床が抜け感を出しています。
ナチュラルブラウン床色×白×黒×水色×グレー
薄い木目の床にして北欧風の優しい雰囲気の部屋を演出しています。
家具も柔らかいトーンの色で揃え、グレー、白を中心にブラックの椅子をアクセントに置いています。
薄い木目の床にグレー、白などのバランスが美しい部屋です。
ヘリンボーン柄×ミディアムブラウン
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好みの賛否が分かれるかもしれませんが、おしゃれな床色の筆頭に上げられるのがヘリンボーンです。
ヘリンボーンの語源は、魚のニシン(herring)の骨(bone)の形状からきています。
高級感に溢れ、写真以外にも配置方法によっても表情が変化するのが特徴です。
また、生地の編み方をヘリンボーン織りにした衣服も販売されていますよ。
床色ミディアムブラウン×ナチュラルブラウン
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時間が経つほど色合いが深くなるチェリーは、家と一緒に年齢を重ねることを教えてくれます。
優しく温もりがあり、どんなインテリアにも合わせやすいのが特徴です。
写真からは和の雰囲気を感じますが、洋風和風問わず選ばれている人気の床色です。
オーク柄ミディアムブラウン色×ミディアムブラウン
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薄茶色でクセがなく、どんなインテリアにもマッチする床色人気No.1のオーク。
中間色で落ち着いた印象を与えてくれるのも、不動の人気を誇る理由なのかもしれません。
オークの無垢材を見る機会がありましたら、複雑に交差する美しい木目にも注目してみてください。
床色ミディアムブラウン×白×ミディアムブラウン
レトロな雰囲気の床とカウンターやシステムキッチンも雰囲気を合わせています。
大人っぽさとレトロさをミックスしたコーディネートがゆったりとした時間を感じさせるような部屋です。
とても落ち着いた雰囲気になり、海外風のキッチンやダイニングと言ったイメージですよね。
柔らかな日差しが差しこんでくるようなイメージの部屋になっています。
床色グレー×ミディアムブラウン×グレー×白
玄関ですが、周りの壁や床は薄グレーで床をアンティークな無垢材の雰囲気にするとこちらもレトロな感じになります。
この組み合わせでは部屋を広く感じることができますのでおすすめです。大人な感じもしますね。
床色ミディアムブラウン×白×ダークブルー
白い壁に濃い目の色の無垢の床板はオシャレですね。
カフェのような雰囲気です。
そこに青いドアを付けるというのはとても印象的で素敵な組み合わせです。
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フローリング(床)の種類は?
集成材
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薄い木材を複数枚貼り合わせて圧着させた、自然の木に近い風合いが楽しめる人工の木材です。
1本の木を余すことなく使用するため大量生産が可能で、価格が安いのが特徴。
低価格で流通量が多いので、ほとんどの家屋や商業施設で利用されています。
集成材に使用する接着剤にはホルムアルデヒドなどの揮発性有機化合物が含まれますが、そこまで神経質になる必要はありません。
シックハウスに関しては、国や大学が協力して厳格な基準を設けていますのでどうか安心してください。
無垢材
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伐採した木を削り出した天然素材のフローリングです。
大量生産できないので価格は集成材より高価になりますが、木の持つ優しさや重厚感などをダイレクトに感じられます。
無垢材はキズに弱かったりササクレができたりとメンテナンスは欠かせませんが、経年の風合いの変化が楽しめる素材です。
接着剤を使用しないので揮発性有機化合物はほとんど含まず、調湿機能があるのも特徴です。
プラスチックタイル
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「Pタイル」とも呼ばれ、薄くて軽いうえ好きなサイズにカットして使えるのも特徴。
木目柄や石目調などデザインが豊富なので、自宅のさまざまな場所に合わせやすいでしょう。
耐キズ・耐磨耗性が非常に高いため、自宅だけでなく店舗や商業施設にも使われています。
クッションフロア
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クッションフロアは塩化ビニール素材で作られ、名前の通りクッション性があります。
木目調やタイル柄などデザインが豊富で防水性が高いため、主にトイレなどの水回りで大活躍します。
ホームセンターで入手できるので、DIY用として購入した経験もあるのではないでしょうか。
クッションフロアの上に重たい棚などを置いておくと、跡が残ってしまうので注意してください。
端材でエコなフローリングを
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本来なら捨ててしまう端材をフローリングに仕立てた、エコでおしゃれなフローリング実例です。
木は有限ですのでSDGsの観点から見て、これからどんどん普及してもらいたいアイデアですよね!
フローリングをよく見ると、一つひとつ表情が違うのがお分かりいただけるかと思います。
良い意味で不揃いを楽しめる点が、SDGs家具の醍醐味と言えるのかもしれません。
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床のデザインを楽しむコーディネートは?
ヘリンボーン柄で温かみのある部屋に
床やカウンターやキッチンが同系色でまとめられていることで、特徴的な床のヘリンボーンの柄が浮くこともなく、きれいに主張された床です。
こうした濃いめの床とブルーグレー系の壁や家具をコーディネートすると、良く合い洗練された雰囲気になります。
洗練されたヘリンボーン柄の部屋
こちらもヘリンボーン柄の床を楽しんでいる部屋です。
家具やカウンターなどもできるだけ同系色にすることで床の柄が美しく印象的になっていて素敵ですね。
木材をミックスした床
個性的な床色にした例です。
壁から床までレッドシダー、オーク、メープル、パインの4種類の木材をふんだんに使用して印象的な部屋になっています。
異なる材質の床の木目を存分に楽しんでいます。
こんな風に木目を楽しむ床も素敵ですよね。
外のアパルトマンの部屋を真似してこんなデザイン床にしてみるのもおしゃれですよね。
床のデザインを目立たせるために他の壁や家具をできるだけシンプルにしてみるといいですね。
床のブラックのデザインに椅子の色もコーディネートしています。
まとめ
今回は定番からSDGsに関する人気フローリングや床の色の種類と人気色をまとめました。
なかなか変えることの難しい床色なので、最初にどんなインテリアスタイルにしたいのか考えて床色を選ぶことをおすすめします。
今の床色を変えたいならこちらの記事を一緒にどうぞ。
お部屋のイメージを大きく左右するのでインテリアの組み合わせ例をみて、理想的なインテリアを仕上げてくださいね♪
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