ターナーミルクペイントが流行っています。
DIY女子が家具や壁、ドアなど様々なものを自分の好きなこのターナーミルク色のペイントで塗って雰囲気のある部屋作りを目指しています。
どこか一箇所をこの色にするだけで部屋の雰囲気がアンティークな古いアメリカの雰囲気や北欧風にもなる魔法の色です。
ここでは、ターナーミルクペイントとは何なのかということと、そのペイントによる実例をご紹介します。
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ターナーミルクペイントとは?
「ターナーミルクペイント」をするにはそれ専用のペイント剤がいります。
それが実は、森永乳業のミルク原料から作られた天然素材なのです。
それで「ミルク」という名前が付いていて、仕上がりもクリーミーな柔らかい色合いになります。
色合い的に「フォークアートカラー」やアーリーアメリカンなどと言われるような感じになり、水性で天然ミルクカゼイン配合なので子ども達の玩具や食器棚等何にでも安心して塗ることができます。
塗る物も木や壁、クロス、モルタル、金属などにも塗れるため使用範囲が広く、色は全部で16色もあり、どれもミルキーな色合いでアーリーアメリカンのいい雰囲気を出します。
アンティ―クな雰囲気を演出する色も活用して
また、ひび割れ風になる塗料やエイジング感のある塗料などアンティーク感や汚れた感じまで出せる塗料もあります。
水性が乾くと耐水性にもなり、また耐久性が必要なものにはトップコートクリアを上塗りしたりします。
一度ミルクペイントをした後で、「アンティークメディウム」という色を布やハケで塗ってわざとアンティークの古びた感じを出すことができます。
アーリーアメリカンの雰囲気がたっぷりの場所になっていますよね。
看板やアンティークなカメラなどを飾ったディスプレイで雰囲気を盛り上げています。
こちらも腰下の壁だけをインディアンターコイズの明るめの色で塗ってその後に木目のアンティークな感じを出しています。
上に飾られたアメリカのタペストリーのようなものがおしゃれです。
アーリーアメリカンの絵やポスターが活躍しそうですね。
こういったインディアンターコイズのような色と洗面台のような木目の色は良く合います。
様々な場所に塗るターナーミルクペイントの実例
・例1)ドアに塗ってみると・・・
203号の部屋のドアの雰囲気がとてもいいですよね。
横にアンティークな感じの棚を取り付けているのも雰囲気に合っていて素敵です。
白い壁にピスタチオグリーンの色がまさにアメリカの部屋のような色合いです。
・例2)部屋の扉に交互に違う色を塗ると・・・
こちらは引き戸の扉をハニーマスタードとヘンプベージュの色で交互に塗っています。
ハニーマスタードの黄色が全面にくると明るすぎるかも知れませんが、ヘンプベージュを挟むことで、お互いに温かい柔らかい色合いなので派手なこともなく温かい雰囲気の部屋にしています。
上に掛けたガーランドの飾りも可愛らしく、アンティークな椅子を置いているのもいいですよね。
・例3)棚の背面を塗ると・・・
棚やカウンターなどの1面だけを塗ってみるのもおすすめです。
ピスタチオグリーンを塗って様々な物を飾っています。
マガジンラックを作って付けたり、所々にグリーンやドライフラワー、アンティーク雑貨を飾っているのがいいですね。
・例4)キッチンカウンターに塗ると・・・
ターナーミルクペイントで塗る際には、どこか1か所をポイントにして塗るのがいいと思います。
この場合はキッチンカウンター下などをポイントにしています。
カウンターの上の棚もハニーマスタードで塗っています。
カウンターが部屋のアクセントの色になって効いています。
・ 例5)キッチンの壁面を塗ると・・・
こちらはターナーミルクペイントで北欧風の雰囲気がするキッチンに仕上がっています。
マリメッコの北欧風のファブリックなどと一緒に飾っても似合う、北欧風の香りのする雰囲気です。
こちらも一面の壁だけを塗り、そこにまたナチュラルな木の棚を自家製で作って見せる棚にしています。
・例6)キッチンの壁面をカフェ風に塗ると・・・
ディキシーブルーと言う濃い目のブルーを使ってカフェ風のキッチンの壁になっています。
ディキシーブルーと濃い木目の棚板の色がマッチしていますね。アンティーク感が出る色合いです。
カフェ風で料理がとてもできそうな美味しく食べられるキッチンです。
例7)洗面台コーナーの壁を塗ると・・・
ヘンプベージュを洗面台の壁面に塗ってアンティークな雰囲気の洗面台コーナーに。
横に渡したアンティークな雰囲気の棚に丸い鏡がアクセントになっています。
色を抑えて、花を飾ることで海外のアパートメントのような雰囲気になっています。
・例8)リビングの壁を一面だけ塗ると・・・
ピスタチオグリーンを一面だけ塗っていて、アート的な絵や写真を飾っておしゃれな壁面を演出しています。
ピスタチオグリーンは明るい木目の家具と合います。
パリのアパルトメントを理想としている部屋です。
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・ターナーミルクペイントの魅力とは・・・
様々な場所をターナーミルクペイントでDIYで塗った例をご紹介しましたが、まずは一つのコーナーや一つの壁面にポイントを絞って塗ってみませんか。
色合いは16色あり、どれも優しい色合いなのでお互いを組み合わせて塗っても相性がいい色になります。
ただ、あまり似た色合いを隣同士では塗らない方がいいイメージになります。
また、インディアンターコイズなど明るい色は明るい木目の家具や壁に似合い、ディキシーブルーなどの濃い色は濃い木目の家具、壁によく合います。
さいごに
ペイント一つでこんなにも部屋や家具が生まれ変わるという事がわかりました。
アーリーアメリカンの雰囲気にもなり、北欧風の雰囲気にもなるのが素敵な魅力です。
筆とハケを準備するだけですから小さなコーナーからでもいいので取り組んでみませんか?
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