2016年1月10日、テレビ朝日「大改造!!劇的ビフォーアフター新春SP」が放送されます。
2時間のスペシャルとして放送されるのは「押し入れから落ちる家」ということで、築56年の元アパートだったという家をリフォームされるそうです。
目指すのは温泉旅館風の和風の家にされるとのことで、仕上がりがどうなるのか気になります。
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リフォーム前・ビフォーはどんな状態?
押入れから落ちる家とのことですが、階段が押し入れの中にあるのでしょうか?その階段も、かなり急なであるのが分かりますね。
築56年というだけあって、内装もかなり昔の雰囲気が漂っています。
家は和室の作りのようで、なんとなく部屋全体が暗く見えます。
敷地は60坪と広く、20年前に購入されたものだそうです。
特徴的なのは2階に上る階段が押し入れの中に作られているということでしたね。
傾斜は63度とかなり急な勾配で、手すりもなく階段下には穴も開いていました。
自分の部屋に行くために息子さんの部屋を横切り、一旦外に出る必要があり、雨の日は大変そうです。
元アパートだったため、そんな作りになっているそうですが、住むにはちょっと不便ですよね。
間取りはこんな感じだったそうです。
現在の間取り
アパート時代の間取り
どんな感じにリフォームで生まれ変わるのか、楽しみになりますね!
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押し入れから落ちる家のリフォーム後!
日本の伝統技が光る回でしたね!すご腕の職人が沢山関わった建築でした。
気になったのはモスグラフィティという壁に苔を定着させる手法でしたね。
苔で壁に絵を描くという欧米で人気の芸術なんだそうです。
2.3週間で苔が芽吹き始め、約半年でかなり緑が盛んになるそうです。
また、以前お茶をやられていたそうで、本格的な茶室も造られていました。
茶室には宮大工の丹治匠(たんじたくみ)さんが、伝統的な手法を駆使されて立派な茶室に仕上げられていましたね。
旅館のように日本の美が感じられる造りになっていて素敵でした。
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このリフォームを成功させた匠は誰?また予算と総費用は?
今回、この「押し入れから落ちる家」を担当した匠は、山崎たいくさんだそうです。
一級建築士の資格を持ち、現在37歳、あまね設計という会社に所属されているようです。
20代の頃に高知県で日本建築を学んだそうで、日本の木材と伝統の職人技、時代を超えて長く住み継がれる家を理想として造られているそうです。
また、山崎さんの師匠である建築家の山本恭弘さんも紹介されていました。
高知県香美市にある聖建築研究所で30年ほど前から古民家の改修にも積極的に行われているそうです。
最後にもう一度ビフォーアフター
この建物はリフォーム後、登録有形文化財にも指定されたそうです。
今回このリフォームは予算通りの約3600万円で仕上がりました。
焼杉のお風呂に、宮大工さんが腕をふるった茶室、高知の和紙や木材などがふんだんに活用され、素敵な仕上がりになっていましたね!