タオルにはかなりこだわりのある私。
そんな私が「タオル研究所」を知って最初に気になったのが、洗濯後のほこり(毛羽)の多さでした。
実際に口コミを調べてみると、
「ほこりがすごいって本当?」
「不良品なの?」
と不安になる声も少なくありません。
そこで今回の記事では、タオル研究所のほこりは本当に出るのか、いつまで続くのか、そして自宅でできる対策はあるのかについて、実際に使って感じた正直な感想をまとめました。
結論から言うと、タオル研究所の「不良品チェック」や「ほこり(毛羽)対策」は、いくつかのポイントを知るだけで解決できます。
タオル研究所の「ほこり」は本当?実際に使ってみた結論

洗濯ネットに入っていたホコリはこんな感じ
結論から言うと、タオル研究所のタオルは、使い始めはほこり(毛羽)が出やすいです。
私も最初の洗濯後、ほこり(毛羽)がたくさん出てきた時は、「失敗したかも…」と正直不安になりました。
ネットに入れて洗濯してみた結果、ネットの中にでてくるホコリはそんなに多くありません。

想像していたよりかなり少なかった
しかし、問題はこの後。
実際に、干すためにタオルをはたいてシワを伸ばしていると、大量にほこり(毛羽)が舞いました。

分かりやすくするため黒いテーブルの上ではたいてみます
ちなみに、検証に使ったタオルは厚手でボリュームのあるタイプ(タオル研究所のベストセラー)であるボリュームリッチ#003で検証しています。
初めての水通し(1回目)した後、濡れた状態でタオルを振ってみました。

想像よりも多かった…
テーブルを拭き取った状態と比較すると、少しは分かりやすくなるかも…。

奥はホコリが落ちた状態。手前は拭き取った状態です
ただ、口を大きくしていいたいのは、これはタオル研究所に限った欠点ではなく、素材の特性によるものだということ。
今までにいろんなメーカーのタオルを使ってみましたが、ボリューム感があってふわふわのタオルを選ぶ場合には、避けて通れないことだと思います。
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なぜ?タオル研究所の「ほこり」は出るのか
ふわふわのタオルはホコリ(毛羽落ち)しやすい…。
そのことについては、タオル研究所(公式)も、「お洗濯についてのご注意」でしっかり認めています。
特に「003 ボリュームリッチ」は、吸水性とふかふか感を最優先した構造のため、使い始めに毛羽が出やすい特徴があります。
理由① 綿100%×厚手パイル構造だから

公式も毛落ちを認めている
「003 ボリュームリッチ」は、綿100%のパイル(テリー)織りで作られています。
パイルとは、表面にループ状の糸を立たせるタオル特有の構造です。
この構造により吸水性は非常に高くなりますが、製造直後は繊維がまだ安定しておらず、洗濯時に余分な毛羽が落ちやすい状態になります。
さらに、フワフワ感やボリューム感、吸収性を高めるために、無撚糸(むねんし)という、繊維に撚(よ)りをかけずにつくられた糸を使っています。
つまり、吸水性が高い=初期は毛羽が出やすいという構造的な理由があります。
理由② 「003 ボリュームリッチ」はボリューム最優先設計

フワフワ感がすごい
タオル研究所の中でも、「003 ボリュームリッチ」は厚手・高吸水・ふかふか感を重視したシリーズです。
公式説明でも、洗濯後にパイルが立ち上がり、ボリューム感が増す設計であることが示されています。
その分、最初の数回は繊維が抜けやすく、ほこりが多く感じやすいのです。
これは欠点ではなく、使用感を優先した結果と言えます。
理由③ 速乾・軽量シリーズとは設計思想が違う

タオル研究所には、軽さや速乾性を重視したシリーズもあります。
それらはパイル量を抑えたり、特殊な織り方を採用することで、毛羽が出にくい設計になっています。
一方で「003 ボリュームリッチ」は、
ほこりの出にくさよりも、吸水性と使い心地を取ったタオルです。
そのため、最初だけ適切に洗えば、長く快適に使えるという評価につながっています。
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タオル研究所のほこりはいつまで続く?【結論:3〜5回で落ち着きます】

干していると幸せな気分になるよね
結論から言います。
タオル研究所のほこり(毛羽)は、洗濯を3回ほど繰り返すことで、体感的にかなり落ち着きました。
私自身、最初の1回目は正直「え、こんなに出るの?」と不安になりました。
タオルをバタバタと振った時に舞い上がるホコリの量が多くて、不良品なのでは?と疑ったほどです。

一回目洗濯後のホコリの量
ですが、2回目あたりから明らかに変化を感じました。
洗濯後に舞うほこりが減り、タオルを振ったときの毛羽立ちも目に見えて少なくなったのです。

2回目のホコリの量はかなり減った
5回ほど洗った頃には、最初に感じていたホコリはほぼ気にならないレベルになりました。
むしろ、使い始めよりもフワフワ感が増した感じがして、肌になじんで使いやすいと感じています。
このことから、タオル研究所のほこりは「一時的なもの」と考えて問題ありません。
新品特有の毛羽落ちが、洗濯を重ねることで自然に減っていくイメージです。
「いつまで我慢すればいいの?」と悩んでいる方は、まずは2〜4回を目安に洗濯してみてください。
それだけで、印象が大きく変わる可能性は高いです。
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タオル研究所のほこりを減らす正しい対策【結論:洗い方でかなり変わります】
結論から言います。
タオル研究所のほこり(毛羽)は、最初の洗い方を少し意識するだけで、体感レベルで減らせます。
私も使い始めは、「すごいホコリが舞う」と感じました。
ですが、これから紹介するポイントを押さえたところ、無駄なストレスはかなり減りました。
初回は必ず単独洗いをする

タオル研究所のほこり対策で、まず一番大事なのが「最初はタオルだけで洗う」ことです。
使い始めの数回は毛羽が出やすいため、他の衣類と一緒に洗うと、他の服に繊維が付着して大変なことになりがちです。
私は最初の3回ほどは単独洗いにしましたが、それだけで「他の洗濯物への被害」はほぼ防げました。
柔軟剤は使わず洗う

タオル研究所003の洗濯タグ
これはタオル研究所のタオルに限らずですが、使い始めのタオルに柔軟剤は不要です。
柔軟剤は繊維をコーティングするため、吸水性が落ちたり、毛羽が取れにくくなることがあります。
特に最初の数回は、水と洗剤、もしくは水だけで洗う方が無難です。その方が余分な毛羽が早く落ち、結果的に使いやすくなりました。
洗濯ネット・乾燥方法のポイント

ネットに入れるひと手間が大事
洗濯時は、洗濯ネットを使うことで摩擦を減らせます。
毛羽立ちを抑えたい方には、かなり効果的です。
また乾燥についてですが、
乾燥機を使う場合は「低温設定」がおすすめです。
高温はタオルを傷めやすいため、
低温で回すことで余分な毛羽だけを落としつつ、風合いを保てます。
ちなみにタオル研究所003の洗濯表示はこちら。
| 洗濯表示 | 意味 | 注意点 |
|---|---|---|
| 洗濯機40℃以下 (ネット使用) |
家庭用洗濯機OK 水温40℃まで |
ネット未使用は毛羽落ち・パイル抜けの原因 |
| 漂白不可 | 塩素系・酸素系ともに使用不可 | 繊維が傷み、毛羽が一気に増える |
| タンブル乾燥不可 | 乾燥機使用不可 | 毛羽・縮み・硬化の原因 自然乾燥が必須 |
| 日陰でつり干し | 直射日光を避けて干す | 日光は繊維を硬くする 風通しの良い日陰が最適 |
| アイロン不可 | 高温プレス不可 | パイルが潰れ吸水性・ボリュームが低下 |
これらを意識するだけで、かなりホコリ(毛羽落ち)は防げると思います。
今タオル研究所の003を使っているけど、ホコリが多くて困っているという場合は、NG事項をやってしまっていないか一度確認してみてください。
「タオル研究所=ほこりが多い」という印象は初回のみで、今は全く感じません。
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タオル研究所が選ばれる理由【ほこりだけで判断しないで】

この手触り感は結構いい!
結論から言います。
タオル研究所の003は特に、「ほこりが出やすい」という弱点はありますが、洗濯次第で、かなり満足度が高いタオルです。
正直に言うと、私も最初は「失敗したかも」と思いました。
ただ、使い続けて感じたのは、ほこり以上に評価されている理由がはっきりあるということでした。
- 吸水性の高さ
- 価格と品質のバランス(コスパ)がいい
特に、価格においては、他のふわふわ系タオルと比較してもかなりリーズナブル!
コスパを考えないのであれば、星野源さんが番組で石田ゆり子さんにプレゼントしたTENERITAのタオルもいいのですが、他のふわふわ系タオルと比較してもこの手触りでこの値段はかなりコスパがいいです。
タオル研究所のほこり問題は、使い始めの数回がピークなので、洗い方を少し工夫するだけで、ほこり(毛羽)は徐々に落ち着き、使いやすさが上がっていきます。
ほこりだけで判断してやめてしまうのは、正直、少しもったいないと感じました。
「吸水性は気に入っている」
「最初だけなら我慢できる」
「コスパよくふわふわのタオルで揃えたい」
という方には、使い続ける価値は十分にあるタオルだと、私は感じています。









